財布の豆話し
財布とは、お金やクレジットカード等を入れて、便利に持ち歩くための物ですよね。
財布の形は違えど、常に通貨の発達と共に歩んで来たのでしょう。しかし、貨幣経
済は世界各地でそれぞれの発展を遂げたため、原点と言うものを確定することは困
難と言われています。それと共に発展して来た財布の原点もまた然りです。
紙幣が存在せずに、硬貨だけを持ち歩く時代もありました。財布の形は今とは随分
違ったはずです。貨幣の穴に紐を通して持ち運んだり、巾着のような形をした財布
から貨幣を取り出して、お勘定の支払をしているシーンは時代劇などでよく見かけ
ます。今で言うガマグチ財布に相当するのでしょうか? 江戸時代には日本にも紙
幣に相当するものが存在していました。各藩が発行する藩紙がそれです。紙のお金
を持ち歩く前から、紙を持ち歩く習慣が有ったために懐紙入れと言うものが存在し
ていました。それが発展して紙幣入れとなり広まったようです。欧米でも17世紀
に紙幣が登場し、牛革や馬革をなめしたものが使われたそうです。皮の加工技術が
競われ多くのブランドが登場しました。
また、財布の素材は皮だけでなく、エナメル・ポリ塩化ビニール・布・和紙・プラ
スチック等を用いたものまであります。用途に合わせて様々な素材が様々な形に加
工されているんですね。
近年は主役の座を貨幣に取って代わった紙幣でさえ、クレジットカード・プリペイ
ドカードなどのカードに出番を奪われがちです。そのカード類も携帯電話と言う支
払手段の登場で、安泰とは言えないのではないでしょうか?
でも、形が変わっても財布がなくなる事はありません。紙幣が使われなくなっても
カード入れと言うものが財布と呼ばれるようになり、カードがなくなってしまう時
代でさえ携帯電話入れケースが財布と呼ばれるようになる(?)でしょう!!、
皆様の大切な財産の一部を守るのが財布である事は、いつの時代になっても変わり
ません。そんな大切な財布選びをお手伝いできる機会を与えて頂けたことに心より
感謝を申し上げます。